大理石に一般の中性洗剤をおすすめしない理由

食器を洗う中性洗剤の使用方法を丹念に読み込む方は
少ないですのでほとんど知られていない事実ですが、
「大理石には使用しないでください」と記載されている
中性洗剤が結構あります。
記載されていなくてもその洗剤メーカーに問い合わせると
わかりますが、大理石への使用は控えてほしいという回答が
大半のはずです。
これは食器洗い用の中性洗剤に限らず、環境に優しいと
言われているアルカリ電解水も同様ですし、酸性洗剤はもちろん
（酸性ストロングは別です）
弱アルカリ性洗剤や強アルカリ性洗剤も、ほぼすべての
洗剤が大理石への使用をおすすめしていないはずです。

理由はおおよそ下記の事項に集約されると思います。
①大理石に反応する洗剤成分が入っている
②大理石は洗剤でシミになりやすい
③大理石の結晶成分が取れやすい
④大理石自体がデリケート
⑤大理石についてあまり理解していない
⑥リスク管理上の問題
⑦大理石のメンテナンス方法がわからない
⑧問題が生じた場合のフォローができない
⑨大理石に安心して使用できる洗剤は？

主にこれらが、洗剤メーカーが大理石への使用を
控えてほしいという理由なのだと私は考えます。

次回からそれぞれの９つの理由について説明をし、
その解決方法もお伝えしていこうと思います。


クリーニング　 2017/07/07(Fri) 09:21:18
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