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フロアーコーティング剤の種類
有機か無機かハイブリッドか?
コーティング剤は大別すると、有機系のコーティング剤と無機系の
コーティング剤と有機と無機の融合したハイブリットコーティング剤の
3種類があります。
違いは以下の通りです。
有機系コーティング剤
有機系というと、生物由来のものという捉え方をする方も
いらっしゃるかもしれませんが、
有機系とは炭素を骨格とした化合物です。
ただし、炭素を含む化合物にも無機化合物は
いくつかあります。代表的な例がダイヤモンドで、
炭素100%なのに無機化合物の範疇です。
有機系コーティング剤をわかりやすいイメージで言うと
樹脂でしょうか。
樹脂ワックスとかアクリル樹脂とかウレタン樹脂とか
シリコーン樹脂などが代表的です。
UVコーティングもウレタン樹脂がベースですので
有機系コーティング剤の一種です。
有機系コーティング剤は、膜厚が厚く、
とてもツヤ感があるメリットはありますが、
キズが目立ちやすい点と黄変の問題は、避けて通れません。
無機系コーティング剤
無機系コーティング剤には2つの種類があります。
一つは、カーコーティングやフロアーコーティングで
使用されているガラスコーティング剤と、もう一つが
ケイ酸ナトリウムをベースとした浸透タイプのものがあります。
浸透タイプのコーティング剤は、ここでは触れません。
無機系コーティング剤は、一般にガラスコーティング剤と
呼ばれており、最近は、人気があります。
無機系コーティング剤は、有機系コーティング剤と比較し、
耐久性と対候性が高いというメリットはありますが、
柔軟性がない点や有機系コーティング剤のようなツヤが
出にくいというデメリットがあります。
ハイブリッドコーティング剤
最近では無機系の耐久性と、有機系の柔軟性を兼ね備えた、
次世代のハイブリッドコーティング剤も開発されています。
有機系のデメリットである黄変もなく、無機系コーティング剤に
必要不可欠なプライマーも一切不要です。
また、何度リコートを行っても膜厚が常に一定に保たれているため、
永遠に剥離の必要がありません。
デメリットとしては、膜厚がある一定のところ以上、
厚くならないので、有機系コーティング剤のような
ツヤ感は出にくいです。
ただし、有機系コーティング剤では
不可能なツヤ消しタイプも登場しております。
ハイブリッドコーティング剤
マイクロシーラーマルチガード
溶剤臭もほとんどありません。
コーティング
2017/07/28(Fri) 09:33:57
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