ガラス・鏡用コーティング剤 『マイクロシーラークオーツガード』
今までありそうでなかったガラス・鏡用
コーティング剤『クオーツガード』をご紹介します。
一般的な認識ではガラスや鏡の表面は平滑で、
汚れも付きにくく、コーティング剤の必要性を
感じることは少ないと思います。
実はガラスや鏡にはミクロン単位では、想像以上に
大小の凹凸や無数の孔が存在しているのです。
そのためバスルームの鏡やベランダの床に近い
ガラス部分にウォータースポット(鱗状痕)が
発生するのです。
車のガラスにも発生することがあります。

私は以前から車のボディーのガラスコーティング剤は
星の数程あるのに、なぜガラス用のコーティング剤が
ほとんどないのかとても不思議でした。
まずは下の写真をご覧ください。

施工前 施工後
記念すべきクオーツガード施工第一号車です。
車は1987年製造のポルシェ944です。
正確にはポルシェ944エクシクルーシブ。
日本国内では30台限定で販売されました。
トップがデタッチャブルタイプなので、天井が開きます。
当時の価格で730万円、乗り出しで800万円ですので、
超高級車ですよね。944が国内の自動車メーカーに
与えた影響は計り知れないものがあります。
個人的にも最もリスペクトする車の一台です。

もうすぐ30年にもなるという古い車ですが、
元の状態があまりにも良すぎるために、
クオーツガードの良さが写真では
わかりにくいのが本当に残念ですが、
実際に目で見ると明らかにガラスの
透明度の違いがわかります。
雰囲気でいうと中古車と新車程の違いがあります。
サイドガラスの艶もおわかり頂けると思います。

クオーツガードはセラミックガード同様、
無機100%です。硬度は15H。
化学的に合成された無機化合物が
ガラスの凹凸や孔を充填する
メカニズムのため、一度施工すれば
ガラスと完全に一体化し、半永久的に
取れることはありません。

デメリットとしてはガラスの表面が
想像以上に平滑になるので、ワイパーのゴムが
吸盤状に強く密着して動かなくなってしまう
ことがあります。フロントガラスは清水で少し薄めて
使用されるのが良いでしょう。

クオーツガードはできたばかりで、パッケージングも
これからですし、耐久性を計る等の公共試験も
行う予定ですので、販売はおそらくまだ先に
なると思います。

次回は車のボディーコーティング剤
『セラミックガードNEO』についてお伝えします。


マイクロシーラーセラミックガードNEOを施工したボディ。
透明度の高さがおわかり頂けますでしょうか。



車のメンテナンス  2015/06/03(Wed) 17:26:34
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