石材研磨時のウェイトについて
石材を再研磨する際、ウェイト(重石)が必要か否か。
これは言うまでもなく必需品です。

特に硬度の高い御影石の再研磨においてはある程度のウェイトがないと話になりません。
それに対して大理石の再研磨では、通常のポリッシャーで再研磨を行うことを想定して
ダイヤモンドパッドの開発をしていますので、ウェイトはなくても十分研磨ができます。

ただ、昨日の動画のように少ない工程で再研磨作業を行う場合はウェイトは必要です。
動画の中でマイクロポリッシュM7を装着して研磨を行っているポリッシャーは
以前アメリカから試験的に輸入したマシンなのですが、ウェイトが載せられない仕様でした。

そこでヤフオクでダンベルを4つゲットし、モーターの上に棒を装着し
無理矢理20kgまでのウェイトが載せられる構造にしてみました。

そしていざ研磨をしてみると、棒ががたついているため少しぐらぐらしました。

そこで、近隣の溶接屋さんに持って行って棒を溶接してもらいました。

溶接屋さんが言うには装着していた棒は金属としては粗悪品だったらしく、
溶接しても強度があまりないとのことで、工場に転がっていた金属棒に変えて
仕上げてもらいました。

これでがっちり付きましたので、ぐらつく不安もなく研磨作業ができそうです。



研 磨  2016/12/09(Fri) 10:31:34
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