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石に浸透した真っ黒な汚れを綺麗に除去する方法
風除室の汚れが目立つので、クリーニングすることになりました。
単なる汚れではなく、黒カビに近い汚れです。
写真にはありませんが、ここには常にマットがしきつめられています。
そのため湿気が滞留し、カビが発生しこのように汚くなったようです。
また、この汚れにはマット裏のゴムの脂分も含まれ、それが浸透していると
考えられますので、いろいろな汚れが複合的に堆積している状態です。
石材の内部にはバクテリアが多く潜んでおり、湿気が溜まりやすい
この場所はバクテリアの温床となってしまったようですね。
◆クリーニング工程◆
まずバクテリアやカビ、藻等を死滅させることが必要です。
①3倍に希釈した
マイクロクリーナーコーティングリムーバー
を
たっぷり石に塗布します。
アルカリ度が高く、雑菌類を死滅させる効果があります。
どろどろの汚れが出てきます。
洗浄してバキュームで汚れを回収します。
だいぶ綺麗になりました。
②水垢が付着しているので、
マイクロクリーナー酸性ストロング
でも
洗浄します。カビ菌やコケ菌には酸に強いものもあればアルカリに強いものも
あるので、アルカリ性洗剤と酸性洗剤で洗浄することで綺麗になります。
綺麗になりました!
③酸性ストロングで洗浄後は、
マイクロクリーナーストロング
で中和洗浄を行います。
④汚れ防止とカビ防止のために
マイクロシーラーインナーガードプレミアム
を塗布します。
これで真っ黒に汚れてしまうことはないでしょう。
外部の御影石も酸性ストロングで洗浄したらシミがほぼ消えました。
クリーニング | No.134 新井田
2016/11/18(Fri) 11:03:42
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