石のコケの繁殖を防ぐ方法

40年以上屋外に放置されていた石灰岩でできた置物です。
コケまみれで見苦しい状態です。
石には土壌の約123倍ものバクテリアが潜んでいるため、
特にこのような吸水性の高い石灰岩などは雨の当たる屋外に置いておくと
このように汚くなってしまいます。

この置物に約1年ほど前に水性インナーガードを噴霧器で噴霧しておきました。
そしてこちらが11月20日現在の状態です。

見違えるほど白くなりました!
これは酸洗いや高圧洗浄等は敢えて一切行わず噴霧だけしてこの状態です。
よく見ると足元の裏側あたりにまだ若干コケが残っていますが、要因として
考えられるのはもともと素材にかなり水分が残っていて水性インナーガードが
薄まってしまったか、まったく日が差さない場所のため水性インナーガードが
乾燥する前に雨が降ってしまったという可能性も考えられます。
いずれにせよ噴霧するだけでこれだけ綺麗になるのであれば、石やコンクリートの
コケの繁殖に困っている方は水性インナーガードを施工するメリットが大きいと
いえるでしょう。



大理石のビアンコカララでてきた置物です。
これらも水性インナーガード塗布して1年後の状態がこちらです。

真っ白になりました。



この黄色い塀の下部分も黒く汚れています。
そのままの状態で水性インナーガード噴霧しておきました。

まだ少し濡れ色があります。
若干利きが甘かったようなので、一旦高圧洗浄を行い、再度
水性インナーガードを塗布したところ、このようになりました。

周りの色と変わらないくらい綺麗になりました。
これで雨が降っても水をかけても黒く濡れ色にならないようになりました。



コーティング | No.208 新井田   2016/11/24(Thu) 11:08:23
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