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石材裏面処理の施工方法
こんにちは。
今日は石材の美観維持に最も重要なポイントである
石材の裏面処理の施工方法について説明をしようと
思います。
まず最初に、石材に裏面処理を施さないと
どのような状態になってしまうのか、下の写真を
ご覧ください。
これはおそらく石の小口部分からアクが徐々に浸透し、
それが原因で濡れ色になり、元の石の色との
コントラストが出てしまった状況です。
この現象は毛細管現象と呼ばれ、接着剤のボンド
ジミや水分のアクなどが石材の裏面から表面に
出てくる状態を言います。
この他に、コンクリートやモルタルの表面部分に
析出する「エフロレッセンス」が出ている所も
あります。
エフロレッセンスの除去には、
マイクロクリーナー
エフロブレイク
が最適です。
上記のような現象は皆さんの周りでも起こっており、
ちょっと気にかけて観察してみれば、至る所で発生
していることがわかるはずです。
下の写真は石を貼る前に裏面処理剤(表層劣化防止剤)
マイクロシーラー水性インナーガード
を噴霧している
ところです。
裏面処理剤には被覆タイプと浸透タイプがあり、
それぞれメリットとデメリットがありますが、
被覆タイプは後々剥がれや施工上の難しさ、
コスト等の問題があり、現在は水性インナー
ガードのような浸透タイプの裏面処理施工が
主流となっています。
水性インナーガードは抗菌剤も配合されているので、
裏面に発生しがちなカビや藻も長期間抑制できます。
裏面処理は石を張る前にしか施工できないので、
もしこれから石張り作業を行われるのであれば、
是非水性インナーガードをご使用ください。
このブログで紹介した商品一覧:
水性インナーガード4L
エフロブレイク4L
エフロブレイク4L(中和剤セット)
コーティング | No.2 管理者
2016/10/22(Sat) 15:06:40
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