再研磨ではなくメンテナンスという発想が重要

こちらは前回と前々回のブログで紹介した
マンションの専用部ではなく共用部分の
大理石フロアーです。
一見綺麗に見えますが、光沢度を測ってみると
41でした。

光沢度100がベストな状態とすると、
約60%も光沢度が落ちています。

そこでストーンマスターオリジナルの
M5・M6・M7のダイヤモンドパッドで
磨きをかけました。



施工後はこのようになりました。

ビフォーアフター


光沢度も90まで回復しました。


ここもキッチンカウンターやお部屋の
フロアー同様、キズや汚れを防止するために
マイクロシーラーセラミックガードを施工しました。


石材を再研磨をして完璧な艶を復元させることは
確かに理想ではありますが、当然コストも時間も
かかります。メンテナンス費用をふんだんに
使えるのであればそれもありでしょうが、
なるべくコストはかけずに石材の艶を復元し、
ガラスコーティングをする方がリーズナブルです。
施工する立場としても楽ですし、マンションの
所有者や管理会社の方にも、そして住んでいる方にも
喜ばれる、まさにビジネスの理想ともいえる
「三方よし」が実現します。
石材のメンテナンスというとなんとなく大変そうな、
コストのかかりそうなイメージがありますが、
それをまず払拭することが石材メンテナンスを
一般化するためのファーストステップであると
私は考えます。
もちろんそのベースにはシステム提案が
重要であることは言うまでもありません。

◎おまけ◎
通路部分の磁器タイルがなんとなく汚れている
感じがしたので、一部をマイクロクリーナー
ディープストロング
で軽く拭いてみたら
これだけ綺麗に汚れが落ちました。

月に一度定期清掃は入っているらしいですが、
これだけ汚れているとは…。



研 磨 | No.318 新井田   2017/05/12(Fri) 14:24:22
管理用