ひのき風呂を綺麗に保つお手入れ(メンテナンス)方法
ひのき風呂の癒し効果は一度経験すると病みつきになります。
最新のジャグジーとどちらが良いかと言われれば、
個人的には迷わずひのき風呂に軍配を上げます。
ひのき風呂に入る機会がある度に、ひのきの良さを
発見した古の日本人の感性のすばらしさに感心します。

ただ問題は、メンテナンス性です。
ひのきに限らず、木のお風呂は当然水を吸います。
なかなか乾燥もしないので、いずれ黒カビで黒ずんできます。
また、乾燥しすぎても木が縮み水漏れを起こします。

「ひのき風呂は良いけど、メンテナンス性を考えると…」
と二の足を踏む方や、諦めてしまう方も少なくありません。


まずは下の写真をご覧ください。

これはとあるリゾートマンションのひのき風呂です。
2~3週間に一度しか使わない頻度でも、20年も経てば
このような状態になってしまいます。

約10年前から水漏れもするようになり、それ以来ほとんど
お風呂ではなくシャワーしか使っていなかったそうです。


それが今ではこんな状態になりました。

しっかり撥水もします。

動画の方がリアルなので、是非ご覧ください。


マイクロクリーナーステインリムーバーとストロング
何度か漂白をし、乾燥後マイクロシーラーウッドガード
たっぷり二度塗りしました。

動画でもわかるように、お湯を張った状態でも濡れ色になりません。
ひのき風呂の汚れに困っている方が見ればきっと
「信じられない!」と驚嘆するはずです。

ひのき風呂の水漏れを止めるための方法をネットで
いろいろ調べてトライしてみました。
水漏れ部分にぬか漬けのぬかを擦り込んでみたり、
麻の糸を買って来て詰め込んでみたり…
ただことごとくダメでした。

結局自分で試行錯誤を繰り返してやっていたら、
完璧に止まるようになりました。
ひのきの良い香りも戻ってきました。

この状態が今後10年以上キープできるのであれば、
マイクロシーラーウッドガードは
究極のひのき風呂のコーティング剤といえるのではないでしょうか。



あらゆる素材のメンテナンス | No.418 新井田   2018/01/11(Thu) 17:52:32
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