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ライムストーン(石灰岩)の正しいメンテナンス方法
ライムストーンという石種をご存知でしょうか。
ライムストーンを直訳すると、「石灰岩」です。
つまりライムストーンは石灰岩のことを指します。
石灰岩は他の大理石や御影石に比べかなり柔らかく、
独特の優しい風合いになり、最近は高級ブランドの
ショップなどでも幅広く使われている石種です。
ただ問題は柔らかいので当然吸水性が高く、
あっという間にこのような状態になりがちです。
シミの原因はよくわからないとのことでしたが、
恐らく近くにある自動販売機のコカコーラや
ジュースなどをこぼしてこのようになったと
考えられます。
つまり炭酸でも簡単に艶が飛んでしまう、デリケートな
石種がライムストーンなのです。このようなシミは
一般の洗剤で除去はできませんので、シミ抜きには
マイクロクリーナーステインリムーバー
がベストです。
そしてこのような仕上がりになりました。
実はシミは除去できたのですが、写真では
よくわかりませんが若干艶がなくなっている
状態です。
こうなってしまうと磨き直しが必要となります。
ただ完全に艶が落ちたわけではなく、ほのかに
艶が残っている状態なのであまり研削力のある
ダイヤモンドパッドを使う必要はなさそうです。
マイクロポリッシュハンドパッド#1500
と
#3000
を使うだけで復元可能です。
全体的にライムストーンの艶も落ちているので、
最終の
#6000
までかけてしまうとその部分だけ
艶が上がってしまうので、#3000までがちょうど
良い感じです。以上のようにライムストーンは
何かとメンテナンスが厄介な石種です。
ではライムストーンをいつまでも綺麗に
キープするためにはどうすればいいでしょうか。
それには高性能なコーティング施工が必要です。
マイクロシーラーインナーガードプレミアム
を
たっぷり塗布し、吸水性を完全に止めます。
これで吸水性がなくなるのでシミは防げますが、
柔らかいライムストーンの傷を防ぐには何らかの
トップコートが必要です。それには
マイクロシーラー
セラミックガード
施工がベストです。
これでライムストーンのフリーメンテナンス化が
完成します。これ以外の方法ではライムストーンを
綺麗にキープはできませんので、少々コストは
かかりますが、煩わしいメンテナンスを避けたい
という方はこのスペックで施工されることを
おすすめします。
クリーニング | No.450 新井田
2018/03/05(Mon) 13:05:18
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