メンテナンスワールド プロの究極メンテ術
BLOG TOP ⇒
30年以上の現場経験から編み出したプロの究極メンテ術を公開
庭石に突然シミができた経緯を探る
造園業を営む業者の方から
こちらの写真が送られてきました。
庭を整備し石を張ったところ、右側の床石に
シミ状のものが出ました。石を張って1ヶ月程
経過後に施主の方から「シミが出てきた」という
クレームがあり、現地を確認したところこうなって
いたそうです。このシミを除去する方法を教えて
欲しいとの連絡がありました。
明らかに裏面からのシミのようなので、ボンドジミ
ではないかとお聞きしたら、使ったのはセメントのみで
ボンドは一切使っていないとのことでした。
では水はけを良くするために、それぞれの石を
勾配を考えて設置したか確認したところ
「…それかもしれない」とのこと。
つまりこれはシミではなく、シミが発生している
サビ石の下地のコンクリートに水が回っている状態
のため、その水が裏面から毛細管現象によりサビ石
表面に現れた水ジミの可能性が高いのです。
「もう張り替えしかないかな…」
と造園業の方はおっしゃっていました。
シミを取ってコーティングをしても根本的な解決には
なりませんので、張り替えしかないと思います。
このような事故を起こさないためにも、石を張る際は
勾配を考えて行うこと、裏面からのアク止めのために
裏面処理剤として
マイクロシーラー水性インナーガード
を
塗布しておくことが重要です。
その他の石材メンテナンス | No.453 新井田
2018/03/08(Thu) 17:05:29
Back < 玄昌石(スレート)を綺麗な濡れ色にキープする方法
Next > こだわり素材の浴室クリーニング方法
Maintenance World Official Blog
カテゴリー
クリーニング
研 磨
コーティング
滑り止め
その他の石材メンテナンス
あらゆる素材のメンテナンス
製品情報
車のメンテナンス
展示会・セミナー情報
その他
最新の記事
メタルガードが進化しました!
【20年ものの大理石テーブルの再生】
ショールーム兼セミナールームが完成間近です!
ワックスによりムラになった御影石の復元
凹凸のあるテラゾーを再研磨してフラットに
黒御影石の風合いを維持して滑りにくくするには
バーナー御影石のメンテナンスを楽にする方法
酸性洗剤によりムラが出た大理石の復元
▼
過去ログ
2018/04 (12)
2018/03 (17)
2018/02 (17)
2018/01 (10)
2017/12 (12)
2017/11 (10)
2017/10 (10)
2017/09 (9)
▼
リンク
会社ホームページ
オンラインショップ
ストーンマスターサイト
マイクロクリーナーサイト
マイクロシーラーサイト
マイクロポリッシュサイト
マイクログリップサイト
YouTubeチャンネル
記事掲載日
<<
2024/11
>>
Su
Mo
Tu
We
Th
Fr
Sa
-
-
-
-
-
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
スマホは下のQRコードから
管理用