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大理石フロアーを綺麗なマット調にする方法
通常大理石フロアーをリフレッシュするとなれば、
ピカピカの鏡面再生にするのが一般的ですが
敢えてマット調を指定されることが稀にあります。
今回は、大理石を綺麗なマット調に仕上げる方法に
ついてお伝えします。
こちらの現場は都心にある超高級カーディーラーの
屋外に設置されたショールームの大理石フロアー
(トラバーチン)です。
最初からマット調だったため、かかなり劣化も
していますしタイヤ痕も散見されます。
この店舗の清掃などを管理する管理会社に相談
したところ、「石材のメンテナンスはとても
できません」とのことで弊社にお鉢が回ってきました。
一言で大理石フロアーをマット調(つや消し仕上げ)に
仕上げるといっても400番仕上げもあれば800番仕上げ
もありますし、またそれぞれに研磨後バフをかけるか
かけないかなど、様々なスペックがあります。
また、同じ番手でもダイヤモンドパッドメーカーにより
仕上がりが微妙に異なります。
お客様は「タイヤ痕はできるだけつきにくくし、高級感は
損なわず汚れにくく滑りにくいマット調に仕上げたい」
というご要望でした。
そして私の出した結論はこちらです。
まずはサンプル施工です。
最もタイヤ痕の酷い部分を施工します。
マイクロポリッシュMG4で下地をつくります。
次に800番の特殊繊維ダイヤモンドパッドで
仕上げます。
このような形状のダイヤモンドパッドです。
このダイヤモンドパッドは、800番でも
ダイヤの傷がほとんど残らず、とても
なめらかに仕上がります。
その上ツヤ感はほとんど出ませんので、
こちらの現場に最適なダイヤモンドパッドです。
最後に、滑りにくくするために
マイクロシーラー
アンチスリップセラミックガード
を塗布しました。
わかりやすく半分だけ施工しました。
色が濃い部分がコーティングした箇所です。
タイヤ痕も完全に除去でき、トラバーチンも元色に
戻り、ツヤ感も高級感のあるマット調に仕上がり、
お客様に大変気に入っていただきました。
できるだけ早く作業をしたいということなので、
近々本施工を行う予定です。
結果はまたおしらせします。
お楽しみに!!
研 磨 | No.558 新井田
2019/05/24(Fri) 16:31:43
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