メタルガードが進化しました!
メタルガードが大幅にバージョンアップし、
提供が可能になりました!
今までは、より専門性を高めるために金属に特化
したコーティングでしたが、改良を重ねて高い
滑水性を付与し、多くの素材へ汚れ防止効果を
長期的に維持することが可能となりました。
大まかな特徴は以下の通りです。

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マイクロシーラーメタルガードは、ステンレス・
FRP・金属・塗装面等との密着性を高め、素材
表面に滑水性能を持たせることが可能な無機系の
ガラスコーティング剤です。素材表面の風化・
劣化を抑制し、滑水機能により最高度に防汚
効果を高めております。コーティング表面が
汚れの堆積等で滑水性が失われた場合、柔らかい
スポンジで擦り洗いをするだけで復活します。
乾燥後の表面硬度は、7~8H程度(施工後
1週間程度経過後)になります。
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コーティングの水弾きには、大きく分けて
3種類あります。


・撥水コーティング 
 (英:Water Repellent Coating)
 ⇒水の接触角が90℃以上で、水が転がり
  落ちていきます。

・親水コーティング
 (英:Hydrophilic Coating)
 ⇒水の接触角が40℃以下で、まとまって
  流れていきます。

・滑水コーティング
 (英:Water Sliding Coating)
 ⇒水の接触角が40~90℃で、水が線になり
  流れ落ちていきます。
※「滑水」は疎水とも表現され、英語でも
 「Water Gliding」と表記されることがあります。


弊社では、セラミックガードを含む多くの製品が
親水性となり、素材への接触角が低く、水が転
がるというよりベタっと流れるイメージの
コーティングになります。その名の通り水との
親和性が高いですので、水がまとまって流れて
いくことにより、イオンデポジット(雨ジミ)が
できにくいのがメリットです。ただ、水弾き効果
があるのか、持続しているのかが分かり辛いと
いうデメリットもございます。


撥水性は車のコーティング等で広く認知されて
いますが、よく使用するシンクや、摩擦が発生
する箇所ではすぐ撥水機能が落ちてしまうという
のが現実です。弊社は以前から滑水性のポテン
シャルを感じていましたが、その機能を長期的に
付与させることに長く苦労しておりました。
親水性コーティングの上から簡易的な撥水コー
ティングを吹き付けて撥水・滑水機能を付ける
ことも可能ですが、耐久性に難があり、すぐ
親水性に戻ってしまうという問題が常に付きま
とっていました。


今回の改良で、滑水機能の保持力及び防汚性能の
長期維持が確認されたので、販売する運びとなり
ました!基本は塗りっぱなし施工です。
拭き取りも可能ですが、滑水機能は弱まります。
レベリングも良く、何よりもメンテナンスが
格段に楽になります。FRPや塗装への密着性能も
良いので、施工の幅も広がります。


特殊なフッ素成分を配合することで、ガラス膜の
表面及び内部に常に滑水機能が保持されている
状態となり、表面に汚れが付着しても水と一緒に
転がり、流れてしまうというメカニズムです。



表面に汚れが付着して親水性に戻っても、
スポンジやウエスで擦ればすぐ汚れが落ち、
滑水性が復活します!


また、通常のサイズのシンクへの施工で使用する
コーティング剤の量は、5~10ml程度です。
200mlあればかなりの台数への施工が可能です!

滑水性の耐久性の目安は、1~3年です。
1年間の自宅での試験では滑水機能の大きな低
下は見られませんでしたが、今後も引き続き普段
使いをしながらデータを集めていく予定です。
※石材や陶器でもテストを進めておりますので、
 今後より幅広く展開していく可能性はござい
 ます!乞うご期待!

施工例は下記画像及び動画をご確認ください。


施工前
洗浄後
メタルガード塗布
塗布作業中
施工後





コーティング | No.585 新井田   2023/11/17(Fri) 16:26:58
管理用