裏面処理の重要性
石を張る場合、周りの景観や雰囲気に
なじむように石種や色をどうするか
じっくり検討することはしますが、
下の写真のような問題が起こらないよう
裏面処理を行う必要があると認識されて
いるのは以外と少ないのです。

写真は、先日地下鉄に乗るため
地上から地下に降りる際にふと
目にした階段の踊り場ですが、
濃淡のコントラストがあまりにも
鮮やかだったので思わず写真を撮って
しまいました。もしかして、と
立ち上がりをチェックすると、やっぱりです。


石材は数個～数十個の鉱物が固着したもの
なので、鉱物間の微妙な隙間から毛細管現象
により下地の水分や湿気、アクなどを常に
吸い上げています。

せっかくコストをかけて天然石材を張ったのに、
裏面処理を怠るとこのような見苦しい状況に
なってしまうのです。

おそらくこのシミはボンドジミだと思いますが、
ここまでくるとシミ抜きをしてもさすがに
完全除去は不可能です。

「石張り時には裏面処理を」
これは鉄則です。

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マイクロシーラー水性インナーガード
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コーティング | No.244 新井田   2017/01/10(Tue) 09:14:40
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