樹脂ワックスの大きな問題
クッションフロア、Pタイルなどの
ハードフロアの保護として樹脂ワックスを
定期的に塗布するようになったのは、
東京オリンピックが開催された1960年代
からかと思われます。
現在もビル清掃の大きな業務のひとつとして
ワックスがけは主流ですが、よく目にするのは
こんな状態のフロアです。

一見それなりにツヤがあるように見えますが、
フォーカスすると

実はこれだけの色ムラが発生しています。

これは定期的に樹脂ワックスを塗布していると
いずれ起こる現象で、これを解消するためには
今まで塗られていた樹脂ワックスを一度全面剥離
しなければなりません。そして一からワックスを
リコートしていき、また汚くなれば剥離、と連綿に
続けて行くのが一般的な樹脂ワックスのフロア管理です。
このワックスの剥離廃液は産業廃棄物となるため、
処理にコストがかかるのはもちろん環境に与える
ダメージも少なくありません。
これが樹脂ワックスの大きな問題点です。

こちらの写真はマイクロシーラーレジンガード
3ヶ月ごとにリコートし続け、6年経過した
フロアです。6年間一度も剥離作業は行っていません。

樹脂ワックスのもうひとつの問題として、
剥離作業がとても危険であるということがあります。
剥離剤で樹脂ワックスが溶け始めると
床がヌルヌルになり、私も転倒したことが
一度や二度ではありません。
知り合いの中には骨折した方もいるくらいです。

剥離廃液がなくなり危険な剥離作業がなくなる
ということがいかに有難いことか、清掃業に
携わっている方は十分感じていることでしょう。

剥離不要の最先端フロアコーティング剤
マイクロシーラーレジンガード
是非一度トライしてみてください。



コーティング | No.245 新井田   2017/01/11(Wed) 13:34:27
管理用