大理石を理解するということ
理由⑤:大理石についてあまり理解していない

最近は日本国内でも高級感のある天然石のキッチンカウンターを
設置することが増えてきているようです。
もしそのような天然石材に、なかなか取れないシミや汚れなど
何らかの問題が生じた場合、それらが果たして洗剤によるもの
なのか、汚れなのか、石材の特性によるものなのか、それとも
全く別の原因なのかをレスポンス良く的確に答えられる必要が
あります。それには現場の状況をイメージができ、洗剤や研磨材、
あるいはコーティングに関するある程度の知識がなければ、
お客様が納得するスムーズな会話は難しいでしょう。
ですから石材に関する問い合わせを受ける立場の方であれば、
少なくとも実際にいろいろな大理石を見たり手で触ったり、
できれば生活を共にして大理石という素材を肌感覚で実感する
ことが大切です。それができないと、どんなに石材を勉強し
知識を増やしたところで、いつまで経っても大理石は理解
できません。

だから食器洗い用中性洗剤は、「大理石へのご使用はお控え
ください」ということになってしまうのでしょうね。



クリーニング | No.353 新井田   2017/07/14(Fri) 15:07:39
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